浮腫み(むくみ)
- 朝寝起きで顔が浮腫んでる
- 夕方になると靴がキツイ
- 何となく体が重だるい
- 立ち仕事をしている
- デスクワークをしている
むくみになる理由とは? -鍼灸接骨院おんたけ
「むくみ」とは体を作っている体液が余分に余った状態です。手や足だけでなく、顔や内臓などの全身どの部分にでもみられる可能性があります。
この余分な体液はどこからくるのか?
からだの中ではつねに毛細血管の中から外へ体液が「漏れ出し」ており、この漏れ出した体液によって細胞や組織に栄養分などが運ばれています。一方、毛細血管には「再吸収」と呼ばれる働きがあり、血管外の不要物や水分を再び毛細血管内に取り込んでいます。
また、リンパ管という体液を吸収する特別な構造もあります。ふつうは、毛細血管からの「漏れ出し」と毛細血管による「再吸収」、「リンパ管による吸収のバランス」がとれており、この状態であれば体は浮腫みません。しかし、何らかの病気で毛細血管からの漏れ出しが多くなったり、逆に毛細血管による再吸収やリンパ管の働きが悪くなると体液が血管の外に多く出てしまい、細胞や組織の隙間に体液があふれてしまいます。とくに皮膚や皮下組織に体液がたまると目で見ても触ってもわかる「浮腫んだ」状態になります。
浮腫みの種類には大きく分けて、生理的な浮腫み、全身的な病気による浮腫、局所的による病気による浮腫に分けられます。
A生理的な浮腫
生理的な浮腫みとは、日常生活で多くの人が感じている浮腫みで、ほとんどがその日中に改善するものです。座りっぱなしや長時間立ちっぱなしなど同じ姿勢が続くことが原因になりやすいです。同じ姿勢でいることで足の筋肉が使われずに血液を心臓に送り返す作用「筋ポンプ作用」が働かなくなり足が浮腫だりします。また、水分や塩分の取りすぎやカリウムやマグネシウムが不足したり運動不足だと浮腫やすくなります。特に女性はホルモンの影響で生理前や排卵によっても浮腫みが出たりします。
B全身的な病気による浮腫
全身的な病気が原因で浮腫がみられる場合、全身性浮腫と呼び手や足だけでなく顔面や背中にまで浮腫みます。全身性浮腫には、心臓性浮腫、腎臓性浮腫、肝臓性浮腫、その他があります。
鍼灸接骨院おんたけの浮腫みの治療とは?
当院では主に生理的な浮腫みを対象としており、「冷え」というワードに非常に重きを置いており、治療コンセプトの一つとしております。「冷え」を改善する事により、各症状の改善、体温の上昇、自然治癒力の向上、免疫力の向上など、「強い身体つくり」につながっていきます。
オーダーメイド鍼灸や深い筋肉までアプローチする深層筋調整を組合せなどにより身体の冷えを改善、血流を改善し身体の余分な水分の代謝を促します。また病気による浮腫みに対してはむくみの軽減に努めます。
さらに普段の生活環境やもともとの体質から原因を特定し、その上で施術を行っていきます。
また加療により身体が良い状態になってきたら、運動・食事・休暇・睡眠などのアドバイスも盛り込みな
がら治療をしなくてもいいように、そして、最終的には「自身で体調をコントロールする」という事を目標地点として治療していきます。
一人一人身体の状態は違いますので、あなたにあった治療の計画(今後の治療方法、通い方、期間など)を具体的に説明させていただきます。