更年期障害
2017年08月1日
久が原、雪が谷大塚にお住いの皆様、毎日猛暑が続きますがいかがお過ごしですか
久が原駅・雪が谷大塚駅から1駅の御嶽山駅にある「足湯のある鍼灸接骨院おんたけ」の安田です。
今回は女性に多い更年期障害について書きたいと思います。
更年期障害とは、閉経前後の5年間を更年期と呼びます。この期間に現れる様々な症状の中で他の病気に伴わないものを更年期症状と呼び、その中でも症状が重く日常生活に支障をきたすものを更年期障害と呼びます。
閉経とは卵巣の活動性が次第に低下しついに月経が永久に停止することを言います。一般
的には12カ月以上月経が来ないと閉経としています。
日本人の平均閉経年齢は50歳ですが、個人差が大きく早い人で40歳台前半、遅い人で50歳
台後半に閉経を迎えます。
原因
ホルモンの中の卵胞ホルモンエストロゲンの低下で、これに年齢に伴う身体の変化と精神・心
理的な要因、社会文化的な環境因子が複合的に影響することで症状が出ると考えられています。
症状
1.自律神経失調症のぼせ、汗、寒気、冷え症、動悸、胸痛、息苦しさ、疲れやすさ、頭痛
、肩コリ、めまい
2.精神症状イライラや怒りっぽいなどの情緒不安定、抑うつ気分
3.その他の症状腰痛や関節痛、嘔気や食欲不振、皮膚の乾燥感やかゆみ、尿が近く外陰部
の不快感
多くの症状がみられますが、これらが他の病気の症状ではないことが条件になります。
治療法
治療方法としては、少なくなったホルモンを補う治療法ホルモン補充療法が有効とされています。
卵巣からは「エストロゲン」と「プロゲステロン」という2種類の女性ホルモンが出ています、
閉経を迎えるとこれらのホルモンが同年齢の男性よりも少なくなっています。
更年期障害の原因はこの「エストロゲン」の不足です。そのため更年期障害の改善の
ため「エストロゲン」を補うことが有効です。
「エストロゲン」を補う方法として、注射・飲み薬・貼り薬パッチ剤・塗り薬ジェル剤があり
ます。一般的には飲み薬と貼り薬が使われています。
塗り薬は肝臓の機能があまりよくない方にも使えますが2~3日ごとにシール状のホルモン剤を
貼るので皮膚の弱い方には向いていないでしょう。また、子宮がある状態でエストロゲンのみ
を補い続けると子宮体癌のリスクが高くなってしまうという欠点があります。
そのため通常、子宮のある方には「エストロゲン」の補充と一緒に「プロゲステロン」の飲み
薬や貼り薬を組み合わせます。
また長期投与で乳がんのリスクが若干増したり薬による肝臓への影響がでることがあるので定
期的な検査を受けながら治療の5年以上の継続については担当医と相談の上決めることが重要に
なってきます。
更年期は、女性ホルモンがほとんどない体閉経後になる為の準備期間といえます。
この期間にもう一度ご自身の生活習慣や食生活を見直し、自分のお世話をしてみてはいかがで
しょうかまた、この更年期の時期は女性にとって夫の定年や子供の受験、親の介護など心身
ともに負荷がかかる時期でもあります。
自分時間を積極的にとってゆっくりした時間を持つようにしましょう。たまには近所のお寺や
神社巡りなどもいいかもしれませんね、久が原駅から蒲田方面に2つ先の池上駅には池上本門
寺、御嶽山には御嶽山神社、雪が谷大塚には円長寺があります。自然の中に身を置いてほっこ
りしてみてはいかがでしょうか
また、更年期障害は鍼灸治療で改善が可能です、鍼灸治療で血流改善をおこない自律神経
を整えることで更年期障害の症状を緩和することができます。
更年期障害の症状でお悩みの久が原、雪が谷大塚にお住いの方は是非一度当院の鍼灸治療をお
すすめします。
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「足湯」のある鍼灸接骨院おんたけ
Acupuncture Conditioning Salon IASIS
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