日常に潜む寝違え

2017年07月4日

 

 

 

 

 

 

こんにちは、久が原、雪が谷大塚地域にお住まいの方にお馴染の鍼灸接骨院おんたけの松永です。

 

今日のテーマは「寝違え」についてです。

多分誰でも一度くらいは経験した事があるであろう、あの不快な寝違えの痛みについて書いていきたいと思います。

 

 

寝違えの主な症状は、朝起きた時に頚、または肩や、肩甲骨内縁にかけての動作時の不快な痛みや熱感です。

 

重症になると立ち上がる時や、腕を挙げる動きでさえ頚周辺に強烈な痛みが走り、吐き気を感じる事さえあります。

 

久が原、雪が谷大塚周辺にお住まいの患者さんもこの症状で駆けこんでこられる方が多くいらっしゃいます。

 

 

原因としては寝ている間の不自然な姿勢や、長時間同じ姿勢で寝る事で起こります。泥酔状態で寝たり、疲労困憊で熟睡して寝返りの数が極端に少ない時に起こりやすいです。

 

このような状態は、筋肉に強い負担がかかり炎症を引き起こしてしまうために寝違いになります。筋肉に炎症が起こると痛みを引き起こす発痛物質がうまれるので痛みが起こるのです。

 

寝違えを起こしやすい要素がある人は以下の原因が考えられます。

 

〇普段から肩こりがある

 (寝違えに関連する筋は僧帽筋・肩甲挙筋・胸鎖乳突筋)

 

〇睡眠不足

 (疲労が残りやすい)

 

〇冷え症

 (血行不良により筋肉のこりがある為)

 

〇デスクワーク、スマホをよく見る

 (不良姿勢により筋肉のこりがある為)

 

〇ストレスが多い

 (ストレスが多いと身体が緊張して血行不良により筋肉のこりがある為)

 

 

 

 続いて対処法ですが、寝違えて激痛がある時は頚を出来るだけ動かさずに安静にします。頚に負担のかからない枕で身体を横にして休む事ができれば尚良いです。

 

 

 寝違えは頚の筋肉の炎症なので、患部を冷やす事も有効です。冷やす時は保冷剤やアイスパック等を薄いタオルで包んで患部を10分冷やします。その後10分は何もせず元の体温に戻します。これを3回ほど繰り返します。

 

痛みが辛い時は冷湿布を貼ったり、鎮痛剤を服用する事も良いでしょう。ただし、鎮痛剤を服用する時は、飲んでいる間は痛みが和らぐ為身体を動かし過ぎない様に気を付けましょう。薬によって一時的に痛みが和らいでいると感じているだけで実際炎症がなくなったわけではない為、薬効が切れた時に動いた分の筋肉の活動が炎症となってあらわれるのでより痛みを感じてしまうからです。

 

 

痛みが引いてきたら身体を温めます。血行が良くなると回復に必要な酸素や栄養素を患部に運ぶ事が出来るのです。

 

その後痛くない範囲でストレッチをすると良いでしょう。固まってしまった身体をほぐしていきましょう。

 

 

何日経っても痛みが引かない場合、特に発熱、手足の痛み、痺れがあるような場合は違う病気の可能性も考えられます。五十肩、ガンによる感染症、頚椎症、頚部脊柱管狭窄症、頚椎すべり症、骨の変形、ヘルニア等です。早めの病院の受診をおすすめします。

 

 

痛みは通常1週間程で治りますが、不快な痛みはできるだけ早く治したいですね。久が原、雪が谷大塚地域のお住まいの方にお馴染の鍼灸接骨院おんたけでは、辛い寝違えの治療のお手伝いをさせて頂いております。

アイシング、マッサージ、鍼、超音波など症状に応じて治療ができますのでご相談下さい。

 

でもまずは、寝違えが起きない様な生活習慣を心掛ける事で頚に負担をかけない生活を送る事が大切です。健康な毎日を過ごされますように

 

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