帯状疱疹
2018年03月27日
こんにちは! 雪が谷大塚、久が原近辺にお住いの皆様にはお馴染みの鍼灸接骨院おんたけの
松永です。今日のテーマは帯状疱疹についてです。帯状疱疹という病気の名前を、どこかで聞
いたことがありますか?それについて詳しく書いていきます。
【原因】
帯状疱疹とは、水ぼうそうを起こすウイルスと同じ水痘・帯状疱疹ウイルスが原因で起こる痛
みを伴う皮膚湿疹です。
帯状疱疹は子どもの頃に水ぼうそうになった人がなりやすく、水ぼうそうの症状が治まっても
体内から水痘・帯状疱疹ウイルスがなくなることはありません。治った後も体内の神経細胞が
集まった中に何十年も潜伏し続け、免疫力が低下するとウイルスが活動を再開します。健康で
免疫力が強い間は活動が抑えられています。しかし加齢やストレスや過労、病気などによって
ウイルスに対する抵抗力が低下した時に再び活動を始め、皮膚に到達し帯状疱疹として発症し
ます。
秋口の9~10月頃には発生数の約6割、春先の2~3月頃には約3割で、残りの1割は季節に関
係なく発症すると言われています。
一昔前までは50代以上の人がなりやすいとされていましたが、昨今は20~30代の若い世代も
かかるようになってきています。また小さな子どもでもなることがあります。水ぼうそうが治
った後、短期間で帯状疱疹になることもあるので、症状が治まっても数日間は安静に過ごしま
しょう。
【症状】
帯状疱疹の特徴的な症状としては、皮膚の表面が発赤した状態になり激しい痛みを伴います。
この症状は紅斑とよばれ、帯状のように広がり、手足や顔、さらには胸から背中、胸部などに
もあらわれます。症状は紅斑が出る数日前から始まり、ビリビリチクチクした神経痛が発症の
サインです。症状が出るのは身体の左右どちらかのみで、2か所以上に出る事はありません。こ
の症状は帯状に広がることが多く同時に軽い発熱と、リンパ節の腫れなどもみられることもあ
ります。その後紅斑上に水疱ができて破れ、皮膚が爛れ、かさぶたができます。痛みは症状が
出ている間続きます。軽い痛みで済む人もいますが、皮膚と神経の両方でウイルスが増殖して
炎症が起こるため強い痛みを感じることが多く夜も眠れない程悩まされることもあります。痛
みの出る期間は発症してから2~3週間ほどで痛みのピークは7~10日目です。
帯状疱疹が頭や顔にできた場合は要注意で重症化すると脳や目、耳などに後遺症が残ることが
あります。
早期発見早期治療が望ましいですが、一般的には自分では判断しにくい病気で対処が遅れ重症
化してしまうケースも多くあります。神経に傷が残ると帯状疱疹後神経痛になってしまう恐れ
があります。
【治療】
帯状疱疹は皮膚の病気なので一般的には皮膚科で受診できます。症状がはっきりせず判断が難
しい場合は一般内科でも大丈夫です。
治療としては、ウイルスに対しては抗ウイルス薬、痛みに対しては消炎鎮痛薬の投薬治療で
す。
水疱がある間は、水ぼうそうにかかったことがない人へうつす可能性があります。水疱が治る
までは気をつけましょう。
また通常では一度帯状疱疹になると免疫がついて再発することはありませんが、極まれになる
人もいます。
【予防】
日常の生活で大切なことは免疫力を下げないことです。その点、マッサージや鍼は免疫力を上
げるのに役立ちます。予防の為にも健康管理の為にも普段から自分の身体を大切にケアする事
は大事です。
雪が谷大塚、久が原近辺にお住いの皆様、身体のケアが気になったら、鍼灸接骨院おんたけに
ご相談ください
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