変形性股関節症
- 歩くと股関節が痛む
- 股関節の動きが悪くなった
- 脚の筋力が落ちた
- 脚の長さが左右で違う
変形性股関節症とは?
股関節の軟骨が変性したり関節が破壊される事によって、骨硬化や炎症などが起こり股関節の変形と痛みや運動制限が起こる進行性の疾患です。
関節部分が痛むため、関節リウマチと間違えやすい疾患です。
原因が明らかでない一次性のものと、
原因が明らかになっている二次性のものに分けられます。
日本では、一次性のものが約15%
二次性のものが約85%となっていて女性に多いとされています。
一次性股関節症
中年以降に見ら多く見られ、老化に加え力学的ストレスにより発症する。
二次性股関節症
若年者にも見られ、原因疾患を有るものに続発して起こる。
*原因疾患としては、先天性股関節脱臼、ペルテス病、大腿骨頭すべり症、関節リウマチなどがあります。
本来の関節では、筋肉や腱、靭帯が関節への負担を分散し関節に衝撃が掛からない仕組みになっているのですが、変形性関節症では様々な原因によりその分散が正常に行われません。
なので、クッションの役割を行っている軟骨に負担がかかり、軟骨の変性、変形へとつながります。
歩行や寝返りの時、股関節に痛みが生じたり
片足を引きずる形で歩く方は変形性股関節症の可能性があります。