テニス肘
- 肘の内側に違和感がある
- 肘の外側に違和感がある
- タオルをしぼるような手の使い方をすると違和感がある
- ドアノブを回す時に違和感がある
テニス肘とは?
肘の腱鞘炎の事を通称「テニス肘」といいます。
肘の腱鞘炎は肘の外側に違和感が出るタイプと肘の内側に違和感が出るタイプがあります。肘の外側から前腕・指にかけて違和感が生じるものを「上腕骨外側上顆炎」肘の内側から前腕・指にかけて違和感が生じるものを「上腕骨内側上顆炎」といいます。
テニス肘はテニスをしている人だけなるの?
テニス肘はテニスという用語が入っていますが、必ずしもテニスをする人だけがかかるものではありません。ゴルフやバドミントンをしていてもなりますし、重いものを運ぶ人・お子様を抱っこしていてもなります。最近では、ビジネスマンに多く見られます。パソコンのキーボードを打つ時に手首を曲げたまま固定していたり、上下に動かし酷使するからです。
テニス肘の違和感の原因は、筋肉が硬い、肘の使い方が悪い、肘のスジが切れている等諸説ありますが、筋肉が硬くて使い方が悪い人でも痛くない人はたくさんいます。
それでは何故痛むのでしょう?
多くの研究者の研究結果には「血管線維組織」というワードが含まれています。そして血管が増えている事が痛みに繋がっているともあります。
人間の身体は血管が増えると神経も増える様に出来ています。そしてこの神経線維は「サブスタンスP」や「CGRP」という物質を表面に出している事が知られています。このような物質を出している神経線維は痛みに関与していると考えられます。つまり血管が増えていまう事で痛みに関与する神経繊維も増えてしまっている訳です。
最後に1つ肘のストレッチを紹介します。
肘を伸ばした状態で反対の手で抵抗をかけながら、回内(内側に回す)と回外(外側に回す)を牽引しながら行います。
手関節の掌屈・背屈も有用です。
大田区のある「足湯」のある鍼灸接骨院おんたけでは、ストレッチや鍼灸を組み合わせて行い治療を行っています。