高血圧

2017年08月8日

 

こんにちは!雪が谷大塚・久が原近くにある鍼灸接骨院おんたけの平山です。

今回は高血圧についてお話したいと思います。

 

高血圧は日本で最も患者数の多い生活習慣病と言えるでしょう。

日本では、50歳以上の3~4人に1人が高血圧と言われています。雪が谷大塚・久が原エリ

アにお住まいの方もそうと言えるでしょう。

 

高血圧を放っておくと脳血管や心臓、腎臓等に障害を発生させる危険性があります。この

高血圧について詳しく話していきたいと思います。

 

まず血圧とは何でしょうか?

 

血圧とは、血管の中を血液が流れる際に、血管の壁にかかる圧力の事です。

この血圧が高い状態が続くことを高血圧と言います。

高血圧の基準ですが、収縮期血圧(心臓が縮んで血液を送り出した時の血圧で最大血圧)が

140mmHg以上、もしくは拡張期血圧(心臓が拡張した時の血圧で最小血圧)が

90mmHg以上の状態です。

※但し家庭内で測定した血圧値は、通常、医療機関での測定値より5mmHg程低くなるの

で、135/85mmHg以上が高血圧と考えられます。

次に高血圧の種類ですが、2種類に分けられます。

 

1:二次性高血圧

原因がはっきりとしていて、腎臓の異常、心臓や血管の異常、内分泌系の異常等が原因と

して考えられます。原因となっている病気をきちんと治療すれば、血圧も下がってきます。

 

2:本態性高血圧

原因がはっきりと分からない高血圧で、日本人の高血圧の約90%はこちらになります。

ただ、もともと高血圧になる遺伝子素因がある場合や塩分の多い食事や飲酒、ストレス、

運動不足等の環境因子が影響して高血圧になる事は確かと言えるでしょう。

 

次は高血圧の危険性についてです。

高血圧には自覚症状があまりありません。しかし、頭痛や頭重感、めまい、耳なりを感じ

る事もあります。また、高血圧が相当進んでいると、動悸、呼吸困難、胸痛、浮腫、夜間

尿、足の痛みやしびれ等が現れる事があり、このような時は要注意です。

また、特に症状がなくても高血圧が続いていると脳血管障害や心臓や腎臓の病気を起こす

リスクが高まります。

 

脳梗塞、脳出血、心筋梗塞、狭心症、慢性腎臓病等の危険因子となります。

 

次に高血圧の治療についてです。

高血圧の治療には、非薬物療法と薬物療法があります。

重症度によっては、非薬物療法でまったく薬を必要としない事もあります。

また、お薬を服用していても非薬物療法を行う事は大切です。

 

 

非薬物療法には、

1、 生活療法

2、 運動療法

3、 食事療法

 

があります。

 

1、 生活療法

 

〇ストレス:日常生活の中でまず問題になるのがストレスです。ストレスがかかると血圧

は上がります。マイペースでのんびりしたり、楽しめる趣味で息抜きをしたり、食事、歩

行、会話をゆっくりしたり、いろいろ工夫をしてストレスを遠ざけましょう。

 

〇睡眠:睡眠時間の不足や睡眠障害(無呼吸症候群等)が続くと気が付かないうちに疲労

やストレスが溜まり、血圧の上昇をもたらします。できるだけ規則正しく、しっかりと睡

眠時間を確保しましょう。

 

〇入浴:入浴は血管を広げ血行を良くすることで血圧を下げる効果があります。また、疲

労回復やストレス解消にも役立ちます。

但し、注意点があるので次のポイントは押さえておきましょう。

・お湯はぬるめ、体温より少し高いくらいで

・繰り返しの入浴や長湯は禁物

・浴槽につかるのはお腹まで

・浴槽から出る時はゆっくりと

・寒い季節は脱衣場や浴室を暖めて

 

2、 運動療法

運動療法は、全身を動かして大量に酸素を取り込む有酸素運動を無理なく続ける事が効果

的とされています。

 

【有酸素運動】ウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳、エアロビクス等

※無酸素運動(筋力トレーニングやダッシュ等)は強い力をグッと入れる瞬間があり、この

時に血圧は上がるので、行わないようにしましょう。

 

3、 食事療法

非薬物療法の中でも最も大切と言えるのが食事療法です。

食事療法は高血圧治療だけでなく、生活習慣病の予防にもなります。

 

・塩分は「1日6g未満」に抑える事を目標にしましょう。
(夏場で汗を多くかく時期は少し多めに摂取して良いでしょう。)

・肥満体で血圧の高い人は、カロリーの摂取量を制限しましょう。
コレステロールを減らす不飽和脂肪酸を多く含む食品を取りましょう。
(マグロ、イワシ、サンマ、鮭、オリーブ油、ごま油等)

・タンパク質は魚や大豆等を中心に十分に取りましょう。

・新鮮な野菜や果物を食べて、カリウム等のミネラルを摂取しましょう。

・小魚や牛乳からカルシウムを摂取しましょう。

・ごま、大豆、海藻等からマグネシウムを摂取しましょう。

 

薬物療法

非薬物療法をきちんと行っていても高血圧が続く場合は、薬物療法を行います。
医師の診断、指示のもと、行いましょう。

 

今回は高血圧についてお話しました。

ご自身の体調が気になる方は、雪が谷大塚・久が原近くにある鍼灸接骨院おんたけにお気
軽にご相談ください!

 

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