鍼灸治療の基本東洋医学とは

2018年03月2日

東洋医学的五臓六腑とは

 

皆さんこんにちは!

 

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。五反田と蒲田の中間にある雪が谷大

塚、久が原からも徒歩圏内の鍼灸接骨院おんたけです。

 

今回は東洋医学的五臓六腑についてお話します。皆さんも美味しいものを食べたり飲んだりす

ると『五臓六腑に染み渡る』なんて言いますよね。その五臓六腑ですが今回東洋医学的観点か

らお話します。

 

東洋医学では体の中の内臓器官を五臓六腑で表しています。五臓は、肝・心・脾・肺・腎。六

腑は胆、小腸、胃、大腸、膀胱、三焦となっております。この呼び名は現代医学とも通じてい

ますが(元々日本では西洋医学が入ってくる前は東洋医学が日本の医学だった為)意味合いと

しては東洋医学と西洋医学では異なってきます。東洋医学では臓器としての名前だけでなく臓

器の様々な現象を含んだ呼び方となってきます。六腑は飲食物から栄養分を取り出し、その栄

養分や大気から取り込んだ気をもとにして五臓が気・血・津液・精という生きていくうえで欠

かす事の出来ない要素を作り貯蔵します。臓器の“臓”の漢字は貯蔵の“蔵”に身体を表す部首“月

(にくづき)”が付いたものです。このことからも臓器とは身体の貯蔵庫だという事が分かりま

すね。

 

五臓と六腑は互いにバランスを取り合っています。得に“肝と胆”“心と小腸”“脾と胃”“肺と大

腸”“腎と膀胱”がそれぞれ対となっていて、どちらかが不調をきたすと片方にも異常が起きやす

くなります。経絡もこの対になっている者同士で並んでいきます。それぞれの働きを大まかに

言うと

 

“心”は全身に血液を送り、精神や意識、思考を制御しています。

 

“肺”は呼吸を行い“気”を作る。気や津液を全身に上げたり下げたりする。体内の水の動きも調整

する。

 

“脾”は消化と吸収を制御し栄養分を全身に送る。水分の吸収と全身への輸送も行う。またさま

ざまなものを上へ押し上げたり、血が漏れ出るのを防ぐ。

 

“肝”は全身の気の動きを調節している。また、血を貯め全身に分配する量の調節もする。感情

を安定させる働きもある。

 

“腎”は精を貯めている。水分の貯蔵や分布、排泄を調節する。気を肺から下げて腎に収めるこ

とで呼吸になる。

 

六腑とは口から膀胱、肛門までが1本の管になっていると考える。この管の部分が胆、小腸、

胃、大腸、膀胱、三焦となる。口から食物をとり消化し、吸収しながら下に降ろしていき、肛

門と膀胱から外に出します。この一連の機能をするのが六腑です。

 

また、他にも五臓六腑とは違う奇恒の腑と呼ばれる、機能は五臓に似て、形は六腑に似る臓で

も腑でもない、異なった腑とされるものもあります。それぞれの細かいお話はまた次回。

 

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